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伊藤 友彦 教授/支援方法学分野

自己紹介

学生時代に吃音がある児童と出会い、普通に話せるようになる過程はどのようなものなのか、また、何が必要なのかという問題意識を持つようになりました。この点を解明したいというのが研究の動機でした。したがって、私は言語の獲得や障害(特に話すことについて)に関する研究を行ってきました。また、大学院時代にチョムスキーの言語理論と出会ったこともあり、研究の方法論上の特徴は、吃音、特異的言語発達障害、聴覚障害、知的障害などのさまざまな障害の言語の問題に対して言語学、心理言語学の枠組みからアプローチするという点にあります。


メッセージ

私は言語に強い教員や研究者の養成を自分の使命だと考えています。言語に強い教員や研究者が必要なのはなぜでしょうか?それは、代表的な言語の障害である吃音や、構音障害、特異的言語発達障害などの問題を理解し、支援できる先生がどの学校にもほとんどいないこと、学習障害の問題の中核(読む、書く、話す、聞くなど)には言語の問題が存在し、聴覚障害に伴う言語の問題を考える際には統語論などの言語学の知識が必要であり、自閉症など広汎性発達障害に理解には語用論という言語学の知識が不可欠であるにもかかわらず、我が国の障害領域には、言語学や心理言語学の基礎知識を有する教員、これらを専門領域とする研究者が少なすぎるからです。私の研究室では、さまざまな障害種における言語の問題に学生、院生諸君が日々懸命に取り組んでいます。言語に関心がある人はぜひ本研究室で学んで欲しいと思います。


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