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國分 充 教授/発達障害学分野

自己紹介

もともと博物館か美術館の学芸員になりたいと思い、大学は文学部で哲学か美学を、と思っていたところ、何の受験指導もしない我が愛すべき母校仙台一高が唯一(?)行った受験指導らしきもの―母校出身の先輩が語る大学生活というような講演会で、文学部在籍の先輩の語るそれには何のインパクトもなく、一方、教育学部で障害児教育を専攻する先輩が、語ったのは就学猶予・免除という制度のことから始まるもので、その内容には心底(やや大袈裟)驚かされるものがあり、それは世の中になんとはなしの不満をもっていた若者の客気に火をつけ、障害を持つ人の側に立ちたいと決心。運命的にも地元の大学には心身欠陥学(すごい言い方でしょう、「欠陥」学ですよ)という専攻があり、東北大学教育学部に進学。師に恵まれ、さらに学に志し、三十数余年。頭髪も大分(というかほとんど)薄れ、学成り難し感は日々募り、こんなはずではなかったと思うものの(他にも多々あり)、しかし、現実は如何ともしがたし...


メッセージ

知的/発達障害を有する人の運動・動作の問題を実験心理学的に考えるというのが元来の専門。例えば、平均台やいろいろなテンポで歩いてもらったり、目を開いたりつぶったりして立ってもらったりなどして、多くの人に当てはまる特徴を統計的に調べていくというようなこと。しかし、その方面のことは、今や院生や有能な同僚の先生の支えによってかろうじて続いているという感じ...。現在自分が好きでやっている知的営為は、ヴィゴツキーやピアジェの言っている訳の分からないことをああでもないこうでもないと、頭の中でこねくり/いじくりまわすこと。心理学には(昔から)あまり関心はないけれど、彼らの生涯及び思想史には惹かれるものがあります(が、卒論・修論のテーマには不向きですので、やりたいなどとはくれぐれも言わないように。あしからず)。この同い年の二人の生涯を、ロシア革命やマルクス主義を背景において社会史的・思想史的に誰か書いて!


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