田中 美歩 特任講師/発達障害学分野
自己紹介
元々心理学専攻だったこともあり、障害や病気、さまざまな課題のある子どもの精神的な側面への支援・指導に特に関心をもって研究に取り組んでいます。また、こころとからだの繋がりに関心があり、特に自閉症スペクトラム障害については生物学的な視点からの研究も進めてきました。近年は、遺伝性疾患のある子どもを対象とした研究にも他大学の先生方主導のもと携わっています。本学では「病弱心理・生理・病理」などの授業を担当しています。
メッセージ
特別支援教育は近年ますます多様性に富み、複雑化しているように見えます。このため、障害や病気、さまざまな課題のある子どもたちの行動面や心理面などの理解、支援・指導について多くを学び、理解を深めることはとても重要です。その一方で、根本はとてもシンプルで、大事なことは人のこころとこころの繋がりであるとも考えます。子どもたちから学ぶことはとても多いです。支援・指導をするということ、そしてどのような繋がりを持つことができるのか、それぞれが特別支援教育について多角的に考え、積極的に学んでいってほしいと思います。